COTTON PAN

COTTON PAN

東京造形大のテキスタイル科を卒業後、
捺染工場での修行を経たデザイナーのワタナベヒカリがデザイナーとして参加し、
全国各地の俗に言うファッショニスタから一目置かれる某ショップのスタッフがディレクターを務めるインディペンデントブランドが誕生した。

その名は『 cottonpan 』。

デザイナー自身が描いた絵を、
シルクスクリーン作品として展開していたところ、友人のブランドの目に止まる。

そのことがきっかけにより、2018年9月から手売りにてスタート。

ブランドコンセプトはデザイナーとディレクターの2人が好きなもの、
大好きな映画や音楽などを将来も忘れない、この先も忘れたくないものをワタナベヒカリの絵を通し、残すこと、残すべきものとして伝えること。

1stコレクションとしてリリースされた『 cottonpan 』のジャケットシリーズは、
2人が実際にCDで聴いていた音楽をCDサイズ(12cm×12cm)でボディに落とし込まれているだけでなく、
CD産業が廃れてしまうことへの懸念的メッセージが込められている(レコードで聴いていたものはレコードで、テープで聴いていたものはテープサイズで展開予定)。

また、そのプリントの手法は『宅刷り』(宅録の類語であり造語。シルクスクリーンを使って自宅で刷るの意味)で行われ、
多色、調合にもこだわりぬかれている。

ワタナベヒカリが描く、愛嬌のあるゆるいイラストには残すべきカルチャーが投影され、
宅刷りされたプリント手法と組み合わせることで五感をフルに刺激してくれる。

『カルチャーを着る』。

これこそ『 cottonpan 』の本質であり、
後世にも伝えていきたい、カルチャーへの愛と想いが詰まった2人からのメッセージである。

COTTON PAN